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【2024/05/18 18:22 】

今月は例年通りの発売日が祝日に当たるせいで、発売がずれていたVジャン。
そのせいでフラゲももしかしたら早いかもと思っていたら、今日の昼間に来てしまった;
今回は制限予想する前に中身が判明してしまう形に。

禁止:エルシャドール・ネフィリム
   焔征竜-ブラスター
   瀑征竜-タイダル
   嵐征竜-テンペスト
   巌征竜-レドックス

制限:クリバンデット
   混沌の黒魔術師
   ブリューナクの影霊衣
   マスマティシャン
   神の写し身との接触
   機殻の生贄
   影霊衣の反魂術
   虚無空間

準制限:クリフォート・ツール
    発条空母ゼンマイティ
    フォーミュラ・シンクロン
    マンジュ・ゴッド

解除:甲虫装機 ホーネット
   エルシャドール・ミドラーシュ
   地征竜-リアクタン
   水征竜-ストリーム
   炎征竜-バーナー
   風征竜-ライトニング
   キラー・スネーク
   真六武衆ーシエン
   センジュ・ゴッド
   大天使クリスティア
   No.11 ビッグ・アイ
   立炎星ートウケイ
   王家の神殿
   現世と冥界の逆転
   モンスター・ゲート


前回も30枚以上のカードが動く大改定だったけど、今回もその流れを汲むように大がかりな改定となった。
まぁ今回は4枚1セットとも言える彼らが動いているので、前回よりは環境的に動くのは少ない、と言えるのか。
とはいえ動いたデッキの多くが少なからず大きな影響受けているし、とある2つのデッキに至ってはほぼ絶望的というレベルの規制なんだけども;


追記にて1枚1枚の感想を。



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○禁止

・エルシャドール・ネフィリム
遂に9期カードから禁止カードが出ることになったけど、疑問の方が大きい。
確かにこのネフィリムは強力なカードではあるけど、正直禁止にするほどとは思えない。
現状のミドラネフィ1:1の状態で十分バランス取れていただろうに…。
さらには、耐性持ちでロック要素の高いミドラーシュの方がヘイト要素や規制対象としての素質は高いはずなのに、あちらは無制限緩和ときた。
正直、意味が分からない。
次回改定での緩和を望まずにはいられない。

・焔征竜-ブラスター
・瀑征竜-タイダル
・嵐征竜-テンペスト
・巌征竜-レドックス
登場以来ずっと環境に食い込み、ドラゴン族を牽引してきた征竜が、4枚揃って禁止になってしまった。
今回はダークマターを手に入れワンショット要素が大幅に上がった征竜だけど、環境を取るほどの活躍には至らず。
それだけ見れば禁止には遠いのだけれど、アニメで登場したオッドアイズリベリオンや次弾で登場するレッドアイズ系を、征竜で利用出来てしまう事。
さらにはこのカード群が居る以上、ドラゴン族カードやランク7のEXカードはどうしても征竜を考慮に入れたデザインにしなくてはらない事。
その辺りが考慮されての禁止って事だろうか。
環境を取るレベルではないし、ようやくダークマターが一般発売を迎えようとしていたからまだ様子見でも良かった気はする。
ドラゴンが下火になれば緩和は十分あり得るだろうけど、それ以上に緩和の際には蘇生コストを属性のみにしたエラッタ適用辺りでの緩和が、最近の流れを見ると濃厚か。
私も発売以来ずっと愛用してきたカード、まずはお疲れ様と言いたい。
個人的に必ず1つは持ちたいと思っているドラゴンデッキの後釜には、満を持してレッドアイズ復活に全力投球になりそう。


○制限

・クリバンデット
・マスマティシャン
シャドールを中心に使われてきた墓地肥しの縁の下の力持ちが揃って制限に。
マスマティは終末ですら制限であり、シャドールのみならず影霊衣辺りにも出張していたところを考えても妥当なところ。
クリバンはマスマティだけでは不十分と考えられたのだろうか。
この2枚が制限になった事でシャドールの安定性は大幅に失われてしまうだろう。
正直これだけでも滅多打ち状態なのに、加えて…。

・混沌の黒魔術師
エラッタは魔法回収タイミングがエンドフェイズになり、ターン1回に。
前回改定に続き、初代DMで印象的なカードが復帰。
禁止の理由は即座の魔法回収と除外帰還の併用によるループ性能で、そこが抑えられれば復帰は妥当。
悪用さえされなければ最上級モンスターとして妥当なスペックではあるので、今後は強化されたブラマジデッキや推理ゲートを使うインフェルノイド辺りでお呼びがかかるか。
黒魔族復活の棺と併用で、規制されてグチャグチャなシャドールに入れてみるのも面白い。
ターン1制限があるので、解除の日も近いだろう。

・ブリューナクの影霊衣
・影霊衣の反魂術
前回の規制でも環境に残ったため、遂に本丸が規制されてしまう事に。
代わりにマンジュセンジュが緩和されたのもあるし、影霊衣は大きく動き方が変わるだろう。
ブリューナクに加えて規制された反魂術は、影霊衣儀式魔法の中では積まれやすいカードだったのでシャドールの写し身と合わせて枚数減に。

・神の写し身との接触
遂にシャドールは融合魔法にも規制を貰うことに。
そもそもの中核である影依融合こそ免れたものの、それ以上に3積みがほぼ確定だった写し身が規制に。
前述の3枚の規制もあって、もう現状の構築どころかデッキの根本からどうにかしないといけないレベル。
正直やり過ぎ…。

・機殻の生贄
なんだかんだ規制を逃れ続けていたけど、遂にクリフォートも規制対象に。
ツールを1枚にしてしまうとデッキの根本がどうしようもなくなってしまうので、規制の対象としては妥当なところ。
こいつが規制されたのでディスクやエイリアスの運用のハードルはちょっと上がってしまった。

・虚無空間
まぁこいつの制限は妥当なところでしょう。
最近では、マスマティケルペロの構えで突破が容易になったとはいえ、やってることは禁止の王宮の弾圧にほぼ等しく。
最後にレアコレで再録したので、もう十分売ったって事もあるか。
制限になったおかげでどうせ1枚しか入らないならと、逆に多くのデッキが1枚入れるようになるかもしれない。


○準制限

・クリフォート・ツール
まぁこいつは規制するならこの位置しかないでしょう。
ただでさえ割られやすいのに制限とかもう…。
とはいえ3枚だと引かれやすさ的に…ってところだし、妥当なところか。

・発条空母ゼンマイティ
あまり大きな活躍がなかったので緩和に。
こいつが1枚なのと2枚なのでは展開パターンが全然違うので、緩和は素直に嬉しいところ。
まぁハンターのハンデスが無ければ理不尽ゲーはなさそうだし…。

・フォーミュラ・シンクロン
シンクロンSDを出しても大きな活躍がなかったせいか、緩和に。
正直現状のプールでも回れば末恐ろしい場が出来るシンクロンだけに、このカード2枚なのは嬉しいところ。
ただしその反面、ただでさえカツカツのEXデッキって問題も。

・マンジュ・ゴッド
影霊衣の大本営に規制が入った影響で緩和に。
まぁ影霊衣以外の多くの儀式デッキでは生命線だっただけに、緩和は嬉しい。
が、また有力な儀式テーマが来れば逆戻りも大いにあるだろう。



○解除

・甲虫装機 ホーネット
大きな活躍がなかったので緩和に。
まぁ甲虫装機的にはこいつは2枚で十分で、もっと緩和して欲しいのはダンセル。
そのダンセルが規制されているなら大暴れはないだろうし、緩和は妥当なところ。
さすがにダンセルの緩和は…、現状のカードパワーを考えると無いとは言えないのが怖い。

・エルシャドール・ミドラーシュ
まさかの無制限緩和、しかも緩和に近かったはずのネフィリムを禁止にしての緩和。
打点はともかく、破壊耐性とロック効果で制圧力が高いので、一度出してしまうと後出しでの処理は限られる。
それが2枚目3枚目あるのは、刺さるデッキはとことん厳しい。
今後のシャドールはこいつ特化になるだろう。
ネフィ1ミドラ1で良かったと思うんだけどなぁ…。

・地征竜-リアクタン
・水征竜-ストリーム
・炎征竜-バーナー
・風征竜-ライトニング
まぁ征竜本体が禁止じゃ禁止の意味はない。
けど役割がないんだから使えない同然の彼ら。
バブルマンネオやガーディアンエルマと同じ扱いに…。

・キラー・スネーク
前回の復帰からそのまま緩和に。
エラッタ後のスキル的に2枚以上の運用が大きく制限されているので、解除は妥当。
とはいえ、使うデッキが今のところ微妙な感じ…。

・真六武衆ーシエン
2枚でも大きな活躍がなかったので緩和に。
まぁこいつは制限かそうでないかってところの差が大き過ぎるので、2枚か3枚かはそこまで大きな差じゃない気も。
門緩和でもない限り大暴走はなさそうなので、まぁ無難なところか。

・センジュ・ゴッド
マンジュと同様に緩和に。
こちらはサーチ対象が限定されているので、3枚妥当。
もしまた別の有力な儀式カテゴリーが出来ても、今度はソニックバードに注目が集まる可能性もあるし。

・大天使クリスティア
天使系が芳しくないためか緩和に。
初手ヴァルハラから出てくると結構強いけど、まぁそれだけと言えばそれだけ。
それ以外は十分警戒できるし。
制圧力は高いけどいざ使うとなると…ってカードなので、緩和は妥当なところだろうか。

・No.11 ビッグ・アイ
まぁ3枚積めるって言っても3枚入れるスペースがないし、緩和は妥当なところだろう。
唯一とも言える3投候補だった征竜が崩壊した今では、解除しておいて問題ないはず。

・立炎星ートウケイ
目覚ましい活躍がなかったのでそのまま緩和に。
ブラスター禁止がやや痛いけど、刺さりやすかった虚無空間は規制されたので一応活躍のお膳立てはある。
が、やや旧式なのは否めないか…。

・王家の神殿
・現世と冥界の逆転
共にエラッタ前は悪用されてきたカードだけど、エラッタされて大人しくなったので制限解除に。
今のところは1キル悪用はないみたいだから、まぁ妥当なところだろう。

・モンスター・ゲート
前回からそのまま緩和へ。
次弾で強化されるインフェルノイドの有力な潤滑油なので、素直に嬉しいところ。
あるいは制限復帰した混沌黒の特殊召喚を狙うっていうのもまた。



緩和に関しては比較的無難なところではある。
混沌黒も妥当なラインで帰ってきたのは嬉しいし、環境から遠ざかったカードはどんどん緩和して欲しい。

その一方で規制に関しては正直やり過ぎな感じも。
クリフォート関連やマスマティ虚無空間はまぁ妥当なところ。
影霊衣はちょっと厳しい気もするけど、その分緩和もあったのでまぁ分からなくもない。

だけど征竜とシャドールは、もはや現状のデッキが完全に崩壊するレベルの規制。
征竜に至ってはデッキ自体が消滅してしまった、これをやり過ぎと言わずに何というか。
さらには禁止にするだけしておいて、征竜規制のために規制したドラゴン汎用パーツは何一つ帰ってきていないのも頂けない。

シャドールはデッキとしては存続したけど現状のデッキ構築は完全に崩壊し、コンセプト自体が変わってしまった。
汎用性の高いネフィリムを禁止にし、刺さる相手にはとことん刺さりヘイト要素も高いミドラーシュを無制限に。
マスマティに加えてクリバンも規制し、写し身も減って、余りにもがちがちな規制。
確かに登場以来環境の最前線に立ち続けたとはいえ、もう少し考えられなかったものだろうか。
今後はミドラーシュ特化で、マスクチェンジセカンド併用でダークロウもチラつかせるメタ系でっきになるだろうか。

そしてハンデスしながら8000ライフを削り取り、今季規制最有力と言われたディーヴァや海皇関連の規制は一切なしってのもまた。
たびたびこのゲームでは起こるけど、特定のデッキだけ綺麗にノータッチにして環境一色にさせるのってプレイ環境を整備しているって言えるんだろうか…。



総じて、環境を整備するんじゃなくて、より極端にしてしまった今回の改定。
もうちょっとここをこうしてっていう、ズレを感じざるを得ない。
次環境は海皇系を大本命として、果たしてどうなっていくか。

ちなみに今回の改定で私のデッキに影響があったのは征竜のみ。
シャドールと影霊衣は解体済みだったので影響なし。
征竜の方はライロ征竜とデブリ征竜の2つがあったので、前回よりも影響は大きい。
ライロ征竜はカオスライロに移行、デブリ征竜は1度解体して来月のレッドアイズに備える感じに。
まさか解体確定だと思われた海皇水精鱗がそのまま維持されようとは…。
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【2015/03/16 23:36 】
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