ヴァンガード、結局TDの分のアクフォは一応回収。
といっても表紙のG3とG4を2枚ずつ、マグナムアサルトを3枚で終わりだけども。
前回のギアクロロイパラほどパッとしないせいで、イマイチ話題性には乏しい。
正直前回のどちらかと今回のどちらかを販売時期逆にした方が良かったんじゃないかとさえ。
しかしそれだけで無視できない状況が一つ。
以前から噂にはなっていたんだけど、よく行くカード屋の1つがヴァンガードのシングル販売から徐々に手を引こうとしているようで…。
実際規模を縮小させている店舗は多いらしく、遂に行く店でそれが起こったかって感じ。
理由は色々あるらしいけど、やっぱり大きいのはカードレート。
ヴァンガードって、基本的に初動からレートって下がる一方なんだよね;
それが最も顕著だった双闘全盛期からは多少改善したものの、遊戯王や他のTCGのように昔のカードの値段が上がってくるような例が殆どない。
ジエンドは再燃したとはいえそれでも初動よりはだいぶ安いし、後はタイダルアサルトとかのほんの一部しかない。
だから店としては非常に在庫を抱えづらいTCGになってしまっている。
シングルカードもそうだし、古いパックなんて不良在庫にしかならない。
かといって扱っている以上在庫が無いってのも困ったものってなってしまう、非常にカード屋泣かせの面が強い。
そういうところを販売元がちゃんと考えていけばいいんだけど、メーカー在庫さえ吐ければ素知らぬ顔だからなぁ…。
ってわけで非常に取扱いにリスクがある状況になってしまっているのが今のヴァンガード。
ただでさえTCGが毎年新しいものが現れては消える業界。
遊戯王やMTGといった古参以外にも、最近じゃウィクロスやZ/X、同じブシロード製品じゃWSとかそこそこの規模があるTCGは多い。
店舗としても利益を出さなきゃいけない以上、それが厳しいなら切っていく他ないだろう。
ちなみにこれは個人に置き換えても、リスクケアの問題になる。
以前の双闘期同様、ヴァンガードのカードは抱えていても価値が下がるだけなので、必要のないカードは売れる時に売っておくべき。
今回みたいにショップが見切りを付けてくるパターンも出てきているから、価値が下がって売れないって事に加え、買い取ってくれる店がないってパターンも出てきてしまうかもしれない。
手元のカードの管理は慎重に。
PR