世界大会決勝の結果を受けて、ヴァンガの規制カードが発表に。
正解大会でもベスト4を独占し、各地の大会でも猛威を振るっているかげろうからはカラミティタワーワイバーンが2枚制限に。
大本命のXに関しては規制候補にはなったものの、今回はお咎めなしって事らしい。
正直予想外ではあるけど、確かにこのカードのおかげでローリスクで双闘が出来ていた。
加えて、ただでさえ相手への焼き干渉とVスタンドを持つかげろうに、このカードでの手札アドバンテージは単純に効果大。
SB2という決して軽くないコストではあるものの、最近では4枚積みが当たり前になっていた。
とはいえじゃあ規制するかって言われると微妙なところ、だって所詮各クランに配られた互換札だし…。
猛威を振るうオバロX軸に対しての規制なら、X自体以外ならバーンアウトの方がまだ効果的だったか。
G1の層が厚いクランなので、このカードが規制されても後釜は多数。
全く影響がないわけではないけど、大きな影響と言うほどでもなく、今後もX軸は環境的に多く見かけそうだ。
次点に当たるロイパラからはシングセイバーが規制候補になったらしいけど、こちらもお咎めなし。
確かに長く環境に居るカードではあるけど、今ではあくまで選択肢の一つ。
同一ターンの2連続Vスタンドも、以前よりはめっきり見なくなった。
加えてシングを規制しちゃうと現状の他のロイパラG3候補に確固たる候補が居ないってのもあるし、ペルソナライド系は規制すると弱体化なんてレベルじゃなくなってしまう。
正直個人的には候補にすら上がらないかなって感じ。
そしてヴァンガードでは始めて、結果を残す前に先手を打って規制になったカードが。
それがコマンダーローレル、しかも2枚制限よりもさらに厳しい1枚制限。
確かに超越とローレルの相性は抜群だし、3月に専用超越は来るわけだから規制自体は仕方ないところ。
とはいえ、ヴァンガードにおける1枚制限ってのは、マジェスティとぶれいぶが両方規制されていた頃にマジェを素引きできたかを考えれば分かる通り、もはや全く戦力として期待できないレベル。
そのレベルの規制を、結果が出る前にかけてしまうってのはいささか早計なんじゃないだろうか。
先んじて規制をかけるなら通常の2枚制限で十分だったと思う。
あくまでヴァンガードの規制って、環境を著しく一極化”している”ってのが選定理由なわけだし。
それでもここでローレルにきつい制限をかけるって事は、3月のディメポリEBでの強化は相当なものだと考えていいって事だろうか。
じゃないと、トップに立つ機会さえなくそれを潰すのはさすがにどうなんだ…って感じてしまう。
もしこれで3月の強化が及第点以下だったら、ただのメイン優遇サブ冷遇と思わざるを得なくなってしまうだろう。
3月のEBには要注目って事か。
